クリニックにおける再生医療は、細胞や成長因子などを利用して、体の自己治癒力を高め、さまざまな疾患や美容的な問題に対処するための治療法です。再生医療は特に、美容、脱毛治療、アンチエイジング、慢性的な痛みに対する治療で注目されています。以下に、ヒロクリニックで行われる３つの再生医療の分野や治療内容について説明します。
- 脱毛治療における再生医療
脱毛治療に再生医療が利用されるのは、特にAGA（男性型脱毛症）や女性の薄毛に対してです。再生医療では、細胞や成長因子を使用して毛根を活性化し、髪の成長を促進することが目標です。
1.1 PRP療法（多血小板血漿療法）
AGA再生医療 川口院
治療概要: 患者自身の血液を採取し、血小板が多く含まれたPRP（多血小板血漿）を頭皮に注入する治療法です。PRPには成長因子が豊富に含まれており、毛根を活性化させ、髪の再生を促します。
効果: 髪が太くなり、成長を促進します。AGAの進行を遅らせ、薄毛の改善に役立つことが多いです。
メリット: 自己の血液を使用するため、アレルギーや拒絶反応のリスクがほとんどありません。
リスク・副作用： PRP療法は患者さん自身の血液から抽出した多血小板血漿を注入する治療のため、重篤な副作用はありません。ただ、ごくまれに頭皮が出血する可能性もありますがその場合でも通常は数分でおさまります。
また、頭皮に注入してから、数時間赤みが続く場合もあります。
費用：107,800円～1,427,800円(税込)/98,000円～1,298,000円(税抜）
川口院 計画番号：PC3240093 受理：2024年8月9日
自家多血小板血漿(自家PRP)を用いた毛髪治療
1.2 幹細胞療法
G-Cellとは？
治療概要: 患者の脂肪組織や血液から幹細胞を抽出し、毛根に注入して再生を促す治療法です。幹細胞はさまざまな細胞に分化する能力があり、毛根を再生させることが期待されています。
効果: 脱毛が進行する前に行うことで、毛根を修復し、髪の成長を促すことができます。
メリット: 再生医療技術を応用した高度な治療法で、通常の薬物療法では効果が見られない場合にも有効とされています。
リスク・副作用：この治療法は患者様自身の細胞で構成されており、感染や拒絶反応のリスクは少ないため、大きな副作用はありません。
費用：217,800円（税込）／回 198,000円（税抜）
川口院 計画番号：PC3240109 受理：2024年8月23日
自家毛包由来幹細胞を用いた毛髪治療
- 美容・アンチエイジングにおける再生医療
美容やアンチエイジング分野では、再生医療を使用して、肌の若返りやハリの改善、しわの軽減を目指す治療が行われます。
2.1 PRP療法（フェイシャル）
治療概要: 自己血液から抽出したPRPを顔の皮膚に注入することで、肌の再生や若返りを促す治療です。PRPはコラーゲン生成を促進し、肌のターンオーバーを活性化させます。
効果: 肌のハリや弾力が改善され、しわやたるみが軽減されることが期待されます。
メリット: 自然な方法で肌の再生を促進し、副作用が少ない点が魅力です。
リスク・副作用：PRP療法は患者さん自身の血液から抽出した多血小板血漿を注入する治療のため、重篤な副作用はありません。 ただし、注入直後は注射した部位に凸凹が生じたり、針痕が残る事があります。殆ど２～３日程度で目立たなくなります。
また内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、および圧痛などが現れることがあります。
費用：1部位 32,780円～657,800円(税込)/29,800円～全顔 598,000円（税抜き）
川口院 計画番号：PC3240158 受理：2024年10月18日
自家多血小板血漿を用いた皮膚・皮下組織に対する再生療法
大阪院 計画番号：PC5240036 受理：2024年9月17日
自家多血小板血漿を用いた皮膚・皮下組織に対する再生療法
