ヒロクリニックの検査精度は低いのか?

上記のような批判を受けることが時々あります。それどころか、悪意を持って書いているWEBサイトまであります。なので、ここで反論をしてみたいと思います。

もともと日本で使っているシークセンサーは何種類あると思いますか?

答えは4種類です。

種類 国内検査
Veriseq V2システム 東京衛生検査所、平石クリニック、日本遺伝子医学株式会社
MassARRAY QGE + Sequenom GeneTech株式会社
(認証施設のほとんどはここに出しています)
パーキンエルマー Riz Medical(関西)
Medicover式(キプロス) 東京衛生検査所

平石クリニックはDNA先端医療株式会社と同じものを使っているので、精度は東京衛生検査所と変わりません。日本遺伝子医学株式会社はNIPT認証施設の検査所です。山王病院、国際医療福祉大学を顧客に持っています。最近ではGeneTechもVeriseq V2システムを使い始めたようです。迅速に結果がでることと安定しております。

ヒロクリニックは東京衛生検査所なので上記と同じものを使っています。ですので精度に差が出るはずがないのです。完全にプロトコールが決まっているので、間違いが起こりません。

特筆すべきは東京衛生検査所はMedicover式の技術移転を受けているためにこの方式で検査を国内で検査することが可能です。この方式の優れたところは胎児の種別を認識できるので、バニッシングツインや代理母にも対応できることです。また、4種類の微小欠失症候群を検出できるのは国内でこの方式となります。両方の方式を利用した検査を受けることができるので、その場合には異なる方式の検査結果を受け取ることができ、多くの項目を比較することができます。ちなみにミネルバクリニックはMedicover社に外注で出しています。

なので、ヒロクリニックが特に精度が低いというあやまった考え方はありえないというのが、会社としての意見です。

手前味噌でございますが、我々はすでに56,000件を超える検査を自社グループ内で行っています。このデータは生データであり、そのデータをつかって最適な検査の選択をお手伝いできると思っています。また、NIPT検査のデータと羊水検査のデータをリンクさせ、陽性度合いの検出した陽性スコアを輩出しているのは、ヒロクリニックだけです。機械は同じであってもそこから得られる解析方法に我々は自負しております。

ご理解いただけることを願っています。