統合失調症
統合失調症の治療とケアについて
約100人に1人は発症する、非常にありふれた病気です。
何をしでかすか分からない、怖い、暴れる、という間違ったイメージでとらえられやすい病気です。
実際は患者様ご自身が、一番「怖い、不安」といった気持ちを抱いております。
お薬をきちんと内服することで、症状は緩和され仕事などの社会生活も問題なくこなす方も多くいます。
誰かに見張られている、盗聴されている、ありもしない声が聞こえてくる、誰かが悪口をいっている。といった、幻覚や妄想の症状を呈します。
統合失調症の陰性症状
ただ、上記のような症状のほかに、自閉的(意欲がわかない)、感情の平板化(感情がないように見える)といった、陰性症状という状態を呈している方もいます。
引きこもりといわれる方の中に、実は陰性症状で外に出られない、といったケースも存在します。
治療はお薬による治療が主体です。早期に治療を開始することができれば、比較的早く良くなります。