症状のご紹介
心の病気(精神疾患)とは? 詳しく解説します。
身体的な病気は、画像や採血などの検査によって目に見えて分かります。心の病気は目に見えない分、自分自身も周囲も気づかずに過ごしてしまい、病気の発覚が遅れがちです。 世界で、傷病による損失を調べた結果、15歳~44歳を対象とした調査では、「損失リスト」の上位10位のうち、半分が心の病気に関連したものです。うつ病、自殺・自傷行為、双極性障害、統合失調症、アルコール障害が挙がります。また、若年者のみではなく、認知症や、認知症の周辺症状(イライラ、妄想、幻覚など)高齢者の心の病気も増加傾向にあります。高齢化社会になり、今後ますます増加していくことが予測されます。 これらのことを考えると、心の病気は決して珍しい病気ではなく、ごくありふれたものであることが分かると思います。心の病気は以下のものがあげられます。
症状からみる心の病気
上記であげた病気以外に、違う病気でも同じような症状が現れる場合があります。 不眠や抑うつ気分はうつ病でも起こりますし、認知症でも起こります。代表的な症状の例
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抑うつ気分(なんだか落ち込む)うつ病、双極性感情障害(躁うつ病)、不安障害、認知症など
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不眠うつ病、不安障害、睡眠障害、認知症など
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イライラするうつ病、双極性感情障害、認知症など