呼吸器内科
受信のご案内
〈診察日程・時間〉第1,2,3,5水曜日 9:00~18:00
呼吸器内科
呼吸器内科の診療を開始しました。
呼吸器内科とは?
風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がんなどの病気や禁煙治療を扱っています。
※現在禁煙外来は薬剤が全国的に流通していないためやっておりません。
呼吸器内科の代表的な疾患
- 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 細菌性肺炎などの呼吸器感染症
- 間質性肺炎などのびまん性肺疾患
- 気胸や胸膜炎などの胸膜疾患
- 寝急性呼吸不全、慢性呼吸不全
※睡眠時無呼吸症候群も診察しています
検査のご案内
スパイロメーター
スパイロメーターという測定器を用いる検査で、肺を出入りする空気の量や速度を測定し、肺の働きや呼吸の病気がないかを調べる検査です。
肺の病気が心配なときに受ける検査であり、せきや痰(たん)の多い人や喫煙者は、とくにこの検査を受けることをお勧めします。「肺年齢」や「呼吸器の病気」の有無とその重症度がわかります。
%肺活量が低い場合は、肺が固くなったり、呼吸筋が弱くなったりして、肺が十分に拡がらないため、肺の空気を入れる容量が少なくなっている可能性があります。1秒率が低い場合は、気道が狭くなって息が吐きにくくなっている可能性があります。〈異常がある場合に疑われる病気〉%肺活量が低い場合は、間質性肺炎、サルコイドーシス、肺線維症、胸膜炎等が疑われます。1秒率が低い場合は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支ぜんそく等が疑われます。
睡眠時無呼吸検査
夜寝ている間に、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。簡易検査と精密検査の2種類あります。まずは簡易検査から行って、その結果次第で精密検査のご案内となります。検査後に睡眠時無呼吸症候群の診断となりましたらCPAP(持続陽圧呼吸療法)といって機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法をご提案させて頂きます。
疾患について
【気管支喘息】
喘息とは、空気の通り道である気道が長い期間炎症を繰り返すことで狭くなり、呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーといった音が聞こえる喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難などの発作が生じる病気です。喘息は、ダニ、カビ(真菌)などを吸い込むことが引き金となって起こります。これらは家のほこりの主な成分となっています。
【COPD】
COPDとは慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)のことであり、たばこの煙などの有害物質を習慣的に吸い込むことにより、肺に持続的な炎症が生じる病気のことです。
【細菌性肺炎】
ウイルス、細菌、真菌などの病原体によって肺が炎症を起こしてしまう病気のことです。肺炎球菌やインフルエンザ桿菌が原因とされることが多いです。飛沫や接触により感染すると言われています。
【間質性肺炎】
肺炎という名前がついていますが一般的な肺炎とはまったく異なる病気です。間質性肺炎は、さまざまな原因から薄い肺胞壁に 炎症 や損傷がおこり、壁が厚く硬くなり( 線維化 )、ガス交換がうまくできなくなる病気です。また、肺の最小単位である小葉を囲んでいる小葉間隔壁や肺を包む胸膜が厚く 線維化 して肺が膨らむことができなくなります。原因がはっきりと分からないものに関しては特発性間質肺炎と呼ばれています。
呼吸器内科担当医師
松岡 健(Matsuoka Ken)
元東京医大呼吸器専門医教授
経歴
1971年 | 東京医科大学卒業 信州大学医学部第一 内科入局 |
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1972年 | 国立がんセンター 出張 | |
1974~1978年 | ||
フランス政府給費留学生としてパリ大学附属 サン・タントワーヌ病院 へ留学(4年間) |
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1978年 | 信州大学医学部 第一内科大学院復学 | |
1982年 | 信州大学医学部 第一内科大学院卒業 防衛医科大学第三内科学講師 |
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1993年 | 東京医科大学 内科学第五講座主任教授 | |
2004年 | 東京医科大学附属 霞ヶ浦病院院長就任 | |
2006年 | 東京医科大学理事就任 | |
2009年 | 総合東京病院呼吸器内科医師 | |
2017年 | 学校法人 医療創生大学 理事 |
前 | 東京医科大学 茨城医療センター長 | |
前 | 東京医科大学 内科学第五講座主任教授 | |
元 | 学校法人東京医科大学理事 | |
元 | 防衛医科大学第三内科学講師 | |
NPO法人防衛衛生キャリアネット理事 | ||
地方独立行政法人長野県立病院機構相談役 |