この記事の概要
婦人科を受診するタイミングを見極めるために、以下のセルフチェック方法を試してみてください。このチェックリストを活用することで、自分の体調や症状に気づきやすくなり、適切なタイミングで受診することができます。
1. 月経に関する症状
- 月経周期が不規則(25~38日の範囲外)。
- 月経痛が強く、市販薬でも緩和されない。
- 月経期間が異常に長い(7日以上)または短い(2日以下)。
- 経血量が極端に多い、または少ない(ナプキンを頻繁に交換する必要がある、逆にほとんど必要ない)。
- 月経が急に止まったり、来なかったりする(妊娠以外の理由で)。
2. おりもの(分泌物)の変化
- 色やにおいが普段と違う(黄色、緑色、灰色、悪臭など)。
- おりものの量が急激に増えたまたは減った。
- 血が混じるおりものがある。
3. 性交時の異常
- 性交中またはその後に痛みを感じる。
- 性交後に出血がある。
4. 腹部や骨盤の痛み
- 下腹部に原因不明の痛みや違和感がある。
- 腰痛が慢性的で、婦人科系の原因が疑われる。
5. その他の症状
- 閉経後に出血がある。
- 急激な体重変化や肥満・やせの進行。
- 乳房のしこりや痛み、分泌物。
- 排尿や排便の際に違和感や痛みがある。
- 発熱や全身倦怠感を伴う症状。
6. 健康診断や検診のタイミング
- 子宮頸がん検診は20歳以上で定期的に受けていますか?
- 乳がん検診は40歳以上で定期的に受けていますか?
セルフチェックの結果
- 上記の項目に1つでも該当する場合、早めに婦人科を受診することをおすすめします。
- 特に「強い痛み」「出血」「異常なおりもの」などが急に起きた場合は、すぐに受診してください。
気になる症状がある場合は、遠慮せず婦人科医に相談することが大切です。症状を軽視せず、早期発見・治療を心がけましょう!