この記事の概要
射精までの平均時間は、個々の男性や状況によって異なりますが、一般的には挿入後約5~7分が平均的とされています。この時間は、性行為における「膣内射精潜時(IELT: Intravaginal Ejaculatory Latency Time)」と呼ばれ、挿入から射精に至るまでの時間を指します。
1. 早漏の基準
早漏(PE: Premature Ejaculation)の基準としては、1~2分以内に射精してしまう場合を指します。挿入後すぐに射精してしまう場合や、パートナーが満足する前に射精してしまうと、早漏と診断されることが多いです。
2. 個人差
射精までの時間には個人差があり、平均値はあくまで参考値です。状況や性的興奮度、緊張、健康状態、疲労などが射精時間に影響を与えることもあります。また、同じ男性でも性行為のたびに射精時間が異なることがあります。
3. 長い場合も正常
一部の男性は、平均よりもかなり長い時間(10分以上)射精しない場合もありますが、これも異常ではなく、正常な範囲です。射精までの時間が長いことがパートナーとの性行為に支障をきたさない限り、特に問題とはなりません。
まとめ
挿入後の射精までの平均時間は約5~7分ですが、早漏の診断基準としては1~2分以内に射精する場合が該当します。射精までの時間には個人差があるため、異常かどうかは自分やパートナーの満足度、性行為の質などに基づいて判断されるべきです。