多汗症
多汗症(手足、脇)
【 多汗症とは 】
多汗症とは手足や脇の汗が正常の人より非常に多く、生活に支障をきたしている状態です。
■ 紙に書いていると、湿ってよれよれになってしまう。
■ 足から汗が多く、いやなにおいがする。
■ 脇の汗がたくさん出すぎて、冬でもトレーナーがぬれてしまう。
そういった症状でお困りな患者さんがいらっしゃるとおもいます。
この患者さんは診察中の5分間で滴るほど汗をかいていました。
当院では
■ 塩化アルミニウムの外用
■ イオントフォレーシス(電気治療)
■ 手術(脇のみ)
■ 汗止め注射(当院3階 美容皮膚科 自費治療となります)
をおこなっております。ご相談ください。
【 塩化アルミニウムの外用 】
塩化アルミニウムは収斂作用のある薬剤で、汗腺の穴をふさぐことによって汗の量を減らす治療です。当院では10%から20%のものを用意しております。はじめの2週間は毎夜一日1回使用してもらい、その後1週間に一度の外用です。どの場所に塗ることができるため、手掌、足底、腋のいずれでも使用可能です。ただし刺激性があるため傷があるところなどには使用を控えてください。またひりひりするような場合も使用を中止してください。
【 イオントフォレーシス 】
イオントフォレーシスの治療では、掌(てのひら)やわき、足の裏などの気になる多汗症部位を水道水に浸し、弱電流を流すことで、汗腺の働きを抑制し発汗作用を抑えます。特に手掌多汗症によく用いられています。イオントフォレーシス治療による副作用がほとんどないため、初めて治療を受ける方にも安心して行うことができます。週に1回程度からはじめていただきます。治療による継続性は少ないため、1ヶ月程度間隔をあけると汗が増えてきます。1週間から2週間に一度の通院をおすすめしております。
画像 : 手の多汗症の治療中です。
【 手術 】
腋の多汗症に対して当院では剪除法を行っております。
剪除法は腋の中心部分を4cmほど切開して皮膚を反転したのちに汗腺を除去する方法です。
一度の治療で済ませたい人にはおすすめの治療となります。
【 汗止め注射 】(当院3階 美容皮膚科 自費治療となります)
腋、手掌、足底に用いられます。大変よく効く治療なのですが、効果が最大で6ヶ月と短く、継続して治療をする必要があります。
説明はこちらをごらんください。
皮膚科
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口内炎
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男性型脱毛症・AGA
男性型脱毛症(AGA)治療内服薬初回980円
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汗疹(あせも)
あせもは「汗管(かんかん)がつまることによって起きる病気」です。
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脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは、過剰な皮脂やマラセチアという真菌によって引き起こされる慢性的な湿疹のことです。
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湿疹
湿疹は体の外や中からの様々な刺激が原因になり、皮膚に炎症が起きてしまう病気の総称です。
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爪白癬・爪水虫
爪白癬、爪水虫は皮膚科で治療可能です。
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虫刺症
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帯状疱疹
神経に沿って、帯状に疱疹(ブツブツ)ができ、強い痛みが起る病気です。
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多汗症
保険適応の多汗症治療
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足白癬・水虫
足白癬、水虫は皮膚科で治療可能です。
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尋常性白斑
皮膚の基底層に分布するメラノサイトが減少・消失することで皮膚の色が白く抜け落ちる病気です。
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尋常性乾癬
尋常性乾癬とは皮膚の表面にあるケラチノサイト(表皮の細胞)が異常に分化増殖する病態です。
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手湿疹
手湿疹は水仕事をしている主婦の方や、美容室や飲食店でお湯をよく使う人によく見られる湿疹です。
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脂漏性角化症
脂漏性角化症とは日光によく当たる部位にできる良性の腫瘍です。
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口唇ヘルペス
ヘルペスとは唇と皮膚の境界部にヘルペスウィルスが原因で生じる発疹です。
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にきび(尋常性座瘡)
にきびは、毛の周りに存在する毛嚢という組織が炎症をおこしている状態です。
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とびひ
とびひは伝染性膿痂疹という病気で、皮膚の表面に細菌が感染し増殖している状態です。
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じんましん・蕁麻疹
じんましんは何らかのアレルギーによって皮膚が浮腫になる状態です。
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しらみ駆除
シラミの治療には、シラミの成虫から卵にいたるまで完全に駆除することが重要です。
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いぼ・うおのめ・たこ
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アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは特徴的な分布で慢性湿疹が存在する病態で、特異的なアレルギー反応と非特定刺激反応をともなっています。
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アクロコルドン
アクロコルドンは首にできる直径3mm大までの良性腫瘍です。