まぶたが下り視野が狭くなった、まぶたが重たく開きづらい、まぶたを開こうとするため、額にしわが寄ってしまうなどの症状、眼瞼下垂かもしれません。

保険適応の眼瞼下垂治療

眼瞼下垂について

まぶたには目を開くための筋肉があり、この引っ張り上げる筋肉(眼瞼挙筋)に異常が生じ、まぶたが開きにくくなった状態が「眼瞼下垂」です。
「眼瞼下垂」になると視界が狭くなることでものが見えづらくなり、目が疲れやすくなります。
見た目も眠そうな見えるなど顔の表情の印象も悪くるだけでなく、さらに頭痛や肩こりにも悩まされます。
その症状には、生まれた時から眼瞼拳筋の発達が悪い「先天性眼瞼下垂」、加齢とともに起こる「老人性下垂」などが挙げられており、最近ではコンタクトレンズを長年使用している方にも見られます。
これらの症状は治療することで改善することが可能です。

  1. まぶたが下り視野が狭くなる。
  2. まぶたが重たく開きづらい。
  3. まぶたを開こうとするため、額にしわが寄ってしまう。
  4. 頭痛や肩こりがひどい。

などの症状がありましたらぜひ当院までご相談ください。

眼瞼下垂の治療

症状を見て必要な場合は手術を行います
眼瞼下垂の原因の多くは、まぶたと筋肉のつなぐ部分にゆるみが生じるため起こると考えられており、手術治療ではこのゆるんだ部分のつながりを修復します。
まず希望の二重のラインをデザインして、その通りに皮膚切開を加えます。
たるんだ皮膚、眼輪筋を取り除き、まぶたを開く筋肉を短縮して固定することで目の開きを改善します。

手術について

◆ 手術所用時間
両目ですと60~90分ほどで終わります。
◆ 術後の経過
腫れや内出血が1週間から2週間ほど続くことがあります。
むくみは1ヶ月から2ヶ月ほどで落ち着きます。
◆ 術後1日目~術後7~14日程度
基本的には翌日診察にきていただき、傷の状態を見させていただきます。
(翌日が休診日の場合は翌々日)
傷に問題がなければ、翌日から傷も濡らすことが可能となり、シャワーや洗顔も可能です。
翌日以降、ご自宅で消毒を毎日風呂上りにお願いします。
◆ 抜糸後
抜糸は術後1週間で行います。
メイクは抜糸翌日より可能です。

費用について(保険診療)

当院では、健康保険での治療が可能です。
眼瞼下垂手術を両眼行う場合、挙筋前転法(一般的な手術法)ですと費用は以下の通りになります。

◆ 3割負担の場合
【 目安 】43,000円
◆ 1割負担側の場合
【 目安 】15,000円

主なリスク

  • 傷が残ります。