じんましん・蕁麻疹
じんましん・蕁麻疹
じんましんは何らかのアレルギーによって皮膚が浮腫になる状態です。
通常、全身どこにでも皮疹が出現し、強いかゆみを伴います。かゆいと思って皮膚を引っ掻くと、その周囲にも同じような赤い少し膨隆した皮疹が出現するのが特徴です。皮疹は数時間で消失しますが、再発を繰り返します。
じんましんの原因で有名なものは鯖などの青魚ですが、90%以上の場合には原因が不明である印象を受けています。
治療は抗アレルギー薬の内服で、少なくても2週間程度続けることが、この治療の重要な点です。内服を始めると3日ぐらいで皮疹が消失するため、内服をやめてしまう人がいます。
こうした例ではアレルギー反応がまだ完全に消失していないために、じんましんが再発してしまいがちです。皮疹が消失しても2週間は内服を続けてください。
2週間内服しても皮疹が続く場合には、抗アレルギー薬の種類を変えてみる必要があるかもしれません。不思議なことに人によって抗アレルギー剤の効きが違うためです。 Aの薬剤はBさんに効いたのに、Cさんに効かないといったことはよくありますので、皮膚科専門医の先生に相談してみてください。
多くのじんましんは一過性に出る急性じんましんなのですが、それに対して慢性じんましんが存在します。この慢性じんましんは2ヶ月以上続き、年余にわたって治らないことがあります。慢性じんましんにかかってしまった人は、根気強く抗アレルギー薬の内服を続けていく以外に、あまり良い方法はありません。
ですが、じんましんが決して治らないわけではなく、ある日突然治ることがあります。
これは私自身の実体験です。
じんましんなどのお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。
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