レーザートーニングは肝斑や炎症性色素沈着など、今まで直しづらかったしみに悩んでいる方におすすめの、新しい治療法です。
レーザート-ニングについて
肝斑や炎症性色素沈着は、刺激を加えるとより悪化しやすい傾向があるため、これまでは直接色素を分解する治療は難しく、飲み薬・塗り薬やピーリングなどの方法で、根気よく期間をかけて行うしかありませんでした。「レーザートーニング」は、そのような問題を解消する新しい治療法で、肝斑や炎症性色素沈着に刺激を与えず、少しずつ分解して薄くすることができます。
メラノサイトの活性化によるしみの原因
レーザート-ニングの特徴
- 低出力でQ/switchを使用する、全く新しいシミ除去の施術方法です。
- 再発頻度が少なくなります。
- 真皮に根付いた深い色素にも良い効果を発揮します。
- 皮脂腺を刺激し、アクネにも効果を発揮します。
- うぶ毛の除去効果もあり、お肌がツルツルになります。(1シーズン程度生えてこなくなります。)
- 痛みがほとんどありません。
- 麻酔をする必要がありません。
- 施術後すぐに洗顔、メイクが可能です。
- ジェネシスモードでお肌の奥のコラーゲンを増やし、お肌のハリや毛穴の引き締め効果を得ることができ、組み合わせて治療すると効果的です。
レーザート-ニング治療の流れ
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カウンセリング
カウンセリングにて、治療の適応をご相談の上、決定します。
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クレンジング
お顔に施術する場合はメイクを落とします。
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照射パワーの設定
お肌の状態に合わせて設定を決めていきます。
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冷 却
冷たいタオルでクーリングし、お肌を鎮静させ、スキンケアのお仕上げをします。
レーザート-ニングの治療の効果
回数ごとに、徐々に効果があらわれます。治療の目安として、1週間おきに、6~8回程度治療をおこない、経過をみます。しみが浮き出たり、かさぶたになってはがれたりするような反応はありません。3回目頃から、うすくなったと実感される方が多いようです。
目標回数の終了後、効果が不十分な場合はさらに追加で部分治療をおこなうこともあります。以後は再発がないかを見定めながら、間を開けて施術を行ってゆきます。効果を維持し、再発を防ぐために1-2ヶ月に1度治療を受けることが望ましいとされています。
レーザート-ニングの料金について
※自由診療、保険適用外。
施術名:レーザートーニング |
トライアル/11,550円(税込) |
1回/23,100円(税込) |
6回/121,000円(税込) |
施術名:レーザートーニング部分 ※レーザートーニング部分は、レーザートーニング全顔6回コースが終了した方のみ購入可能 |
1回/11,550円(税込) |
6回/66,000円(税込) |
施術名:肝斑集中セット1 (乳酸ピーリング+レーザートーニング+トラネキサム酸イオン導入) |
1回目/39,600円(税込) |
施術名:肝斑集中セット2 (レーザートーニング+トラネキサム酸イオン導入) |
1回目/28,600円(税込) |
施術名:肝斑トライアルプラン (乳酸ピーリング+レーザートーニング+トラネキサム酸イオン導入) |
22,000円(税込) |
施術名:肝斑集中コース (乳酸ピーリング1回+レーザートーニング4回+トラネキサム酸イオン導入4回) |
115,500円(税込) |
よくある質問(美容診療について)
シミが沢山出来てしまったため、トーニングレーザーでなんとかしたいと考えていますが、短期間で、6回の施術は可能でしょうか? 通常1週間に1度とありますが、時間がないため、週2回で週1回より効果が期待できるのであれば、6回も良いかと考えています。実際に週2回の照射は、週1回より効果があるのでしょうか?
しみのタイプによって、色素を分解する治療でも効果的な方法が異なりますので、実際のお肌を拝見しませんと正確なお答えは申し上げにくいのですが、よろしければご参考になさってください。 紫外線で出来た、境界のはっきりした円形や粒状のシミがメインで目立つ場合、濃いシミに集中して効果を出せる方法として“フォトRF(IPL光治療)”があります。
こちらは、濃いところをうすくする力が強いので、濃いところ、うすいところの段差をぐっと縮める効果が高いものです。
本来、フォトだけの治療ですと3週間程度の間隔で、6-8回繰り返し、徐々にうすくするのですが、目標期間が短く効果を急ぐ場合、まず1回目にフォトである程度濃いところの色の段差を落としておき、そこからレーザートーニングに切り替えて治療をするのもお勧めです。レーザートーニングですと治療間隔が短くてすみ、短い期間に効果を上げやすいためです。
ただし、レーザートーニングの場合、分解の仕方が違うので、濃くてもうすくても同じ量ずつ色素を減らす感じの効果ですので、うすいところが先にとれて、濃いところが残る、色の差は縮まらないという違いがあります。
先にぐっとフォトで段差を縮めてから、レーザートーニングで残りを分解してゆく方が効率的です。
フォトRF(IPL光治療)のあと、シミの色が老廃物となって浮き出し、はがれ落ちるのに1週間くらいかかりますので、それが終わりましたらレーザートーニングを行うことが出来ます。
レーザートーニングの場合ははがれ落ちるような反応は起こりません。
レーザートーニングを残りの期間、週2回はちょっと多いのですが、お肌の状態に問題が起こらなければ、間を詰めて4-5日おきでしたら行う事は出来ます。そして、もしまだシミが濃いところが残っているようでしたら、最終回にはフォトをやっても良いかもしれません。
また、短期間にしっかり効果を出したい場合には、内服や外用、肌のターンオーバーを促進しシミの排出を高める“ケミカルピーリング”、美白成分を浸透させる導入治療を組み合わせて行うのがおすすめです。
ケミカルピーリング、フォト、導入のセットは1回目ですとトライアルコースがありますので、そちらを一度なさられてから、次にはレーザートーニングのトライアルを、またその後は肝斑1ヶ月集中セットという、コースがありますので、続けておこなうと良いでしょう。
もし粒状のシミではなく、全体にもやっと広がるような感じであれば、肝斑がメインの可能性があります。
その場合は、レーザートーニング中心で治療を行った方がよい場合もあります。
いずれにしても、フォトとレーザートーニングを組み合わせるか、もしくはレーザートーニングのみで治療するかのどちらかをお肌の状態により決定し、治療に移ることになると思われます。
近所の皮膚科で肝斑だろうと言われたシミが両頬骨あたりにあります。 また、15年前から出没し徐々に大きくなったシミ(1センチくらい)が 右頬の真ん中にあります。 これらをレーザートーニングなどの治療法で消したいのですが、これから紫外線が強くなる 今の季節は避けた方がいいでしょうか? 旅行に一週間行きますので、紫外線を完全に避けることは できないと思います。
肝斑には、まず肝斑の活動性を押さえる基礎治療として、こすらないようにする、UVケアを徹底する、飲み薬や塗り薬を使用するの3点が必要となります。
その上で、肝斑を刺激しないように優しく分解する治療としてレーザートーニングをおすすめしております。
基礎治療を怠りますと、色を分解する治療だけを行っても、治療しているときは消えたものの、やめたら再発してしまったり、肝斑の活動性が抑えられていないために治療回数や期間が余計にかかってしまったりすることがあります。
治療前、中、後にかかわらず、肝斑を治したいと思っている方は、是非早めに基礎治療だけでもしっかりとおこなっていただけますようおすすめいたします。
レーザートーニングの治療をいつから始められても、特別問題はありません。
肝斑を悪化させないため、治療の効果を高めるため、または治療で出た効果を維持する意味で、今後いつご旅行に行かれようともご注意が必要にはなりますので、後は治療に通われるスケジュールをうまく組めるかどうかでスタート時期を決められてはと思います。
治療を開始しますと、なるべく1−2週間おきのペースを守って定期的に通院していただくことがおすすめです。
あまり長く治療の間隔が開いてしまうようでしたら、ご旅行が終わられてからでもよいかもしれません。
もし基礎治療だけでも事前に初めていただけるようでしたら、紫外線での悪化も最小限に食い止めることができると思いますので、よろしければ一度診察にご来院いただければと思います。