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フォトRFで濃くなったシミ・そばかすをケア!治療法や副作用などを解説【医師監修】

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シミやそばかすは紫外線対策をしていても、年齢を重ねるにつれて出てくることがあります。日ごろからスキンケアや日焼け対策を行うことが大切ですが、濃く大きくなったシミやそばかすはフォトRFで改善することが可能です。今回はフォトRFについて紹介します。

子供の頃からのそばかすは諦めるしかない?

子供の頃に、日焼け止めを塗ったり帽子を被ったりなどの紫外線対策を十分にやってこなかった、という方は多いのではないでしょうか?子供の頃からのそばかすは、年を重ねるにつれて大きく濃くなってしまい、日ごろのスキンケアだけでは対策が難しいのではと考えがちです。

ここでは、シミとそばかすの治療の違いや、日常生活を送りながら行える治療方法を紹介します。

大きく濃くなったシミ。そばかすの治療とは違うの?

大きく濃くなったシミも、そばかすと同じ治療で同時にケアできます。そもそもシミとそばかすは同じメラニン色素が肌の奥で増えた状態で、できる時期やでき方によって名称が異なります。そばかすは若年性で見られるもので、よく聞くシミや肝斑は加齢や紫外線などが原因でできるものです。

これらは濃さやサイズに違いはあるものの、同じ機器を使って治療できます。顔全体でしみとそばかす、肝斑が混在している場合でも同じようにケアすることが可能です。ただし、シミの大きさや濃さによって治療回数が異なる場合があり2回目以降も施術が必要になることがあります。

火傷だらけになる?日常生活を送りながら治療する方法

そばかすのように広い範囲に細かく広がったしみの場合、その一つひとつを照射する方法は時間がかかりすぎるため、あまり向きません。

また、レーザーなどの高出力の治療は、施術をした部位ごとにやけどやかさぶたができてしまうため、施術後にテープを貼ったり、より日焼けや洗顔などに注意したりする必要があります。そうなると、顔中テープだらけややけどだらけになってしまったり、2回目など複数回に分けて施術を行ったりする必要があり、とても現実的ではありません。

そんなときはやけどのリスクが少なく、顔全体に照射できるフォトRFがおすすめです。

フォトRFって?

広範囲のシミやそばかすをケアしながら、美肌を目指すなら光治療のフォトRFがおすすめです。ここではフォトRFとはどのような施術か、施術に向いている方、治療の流れ、気をつけることや副作用などを解説します。

シミを薄くしながら美肌を目指すならフォトRF

フォトRFとは、フォトのIPLと高周波のRFの2種類の光を同時に照射できる機械です。フォトRFの構造は、プローブの中心に光装置を設置し、両端に高周波電気の電極を置く形になっています。

黒いものや赤いものに反応する波長を含むため、シミやそばかす、毛細血管が拡張したことでできる赤ら顔やニキビが治ったあとにできるニキビ跡に効果が期待できます。

さらに、肌のくすみやたるみ、毛穴の開きなどの肌悩みにも効果を発揮します。

フォトRFの特徴は、気になる症状に合わせてその都度照射パワーやショット数を変更できることです。また従来の光治療と異なり、痛みに配慮した施術が可能となっています。

ヒロクリニックでは1回で200ショット以上くまなく照射しており、シミや肌の状態や反応を見極めて安全性に配慮しながら、最大の効果が出せるよう医師が微調整を行っています。

こんな方に向いています

フォトRFはシミやそばかすだけでなく、さまざまな肌悩みを抱えている方にもおすすめです。特に以下のような方に向いています。

  • しみ・そばかす・くすみが気になる
  • 肌のハリが衰え、お化粧のノリが悪いと感じる
  • 毛穴の開き・ポツポツ毛穴が気になる
  • ニキビ跡が気になる
  • 肌の赤みが目立つ
  • 痛みやダウンタイムの少ない治療を選びたい
  • 高価な基礎化粧品やエステサロンでのケアで満足いく効果が得られなかった

など

フォトRFはさまざまな肌悩みに効果が期待できる施術です。特にシミやそばかすが濃くなったと感じる方以外にも、肌のハリ不足やしわ、くすみなどの年齢肌にも効果が期待できるのが特徴です。シミやそばかすをケアしながら肌を整えたい方はぜひ検討してみてください。

また2回目以降も施術を受けると、より効果が期待でき美しい肌を維持することができます。美肌を目指したいという方や1回では効果がないと感じる方は期間をあけて2回目以降も受けることをおすすめします。

治療の流れ

フォトRFを検討しているときに気になることの一つがどのような流れで治療を進めていくかです。ここでは、当院を例にフォトRF治療の流れを紹介します。

STEP1:カウンセリング

当院では無料でカウンセリングを実施しています。まずはカウンセリングを行い、肌の状態を確認して治療方針を決定します。

STEP2:クレンジング

顔に施術を行う場合は、メイクを落とします。メイク落としなどは当院で準備しております。

STEP3:専用ジェルを塗布

フォトRFは光治療です。照射によるやけどを避けるため、冷たいジェルを塗布し肌を熱から守ります。

STEP4:照射パワーの設定

お肌の状態に合わせて、担当医師がその都度細かくショット数や照射パワーを設定します。

STEP5:照射

長方形のスポットを、肌全体にしきつめるようにあてながら照射します。

STEP6:ジェルの拭き取り・スキンアップ

施術後はジェルをふき取ります。ジェルをふき取ったら、低刺激なスキンケア用品で肌の仕上げをしていきます。

気をつけること、副作用など

フォトRFの施術はいくつか注意したいことがあります。まずは、施術前後の日焼けは肌トラブルにつながることがあるため、紫外線対策をしっかりと行いましょう。また肝斑の場合は強くあてるとかえって逆効果です。シミ・そばかす・肝斑が混在している場合は照射パワーの変更や、2回目以降も継続した施術が必要になることがあります。

次に、十分に医師の診察を受けることが大切です。事前に診察を受けて自分の肌に合っているかを確認してください。

フォトRFはさまざまな肌悩みに対応していますが、万能ではありません。フォトRFで取れないシミもあり、あざ・ほくろなどはフォトRFでは対応できません。その場合は、ほかの施術を検討したり、フォトRFと組み合わせたりするとよいでしょう。

また、フォトRFの施術には副作用があります。照射後は軽度の赤みが発生する場合があります。これは、数時間~数日で改善するため特に心配はいりません。照射直後は、洗顔やメイクが可能ですが、肌が敏感になっているため強くこするのは避けましょう。

治療は安心できるクリニックで

フォトRFなどの機械を使った施術は、施術者の技術が必要になる施術です。エステサロンでも、機器を使ったエイジングケアができるメニューを提供していることもあります。しかし、医療機関で行う施術に比べ、照射の出力が異なるため十分な効果が期待できない場合があるため注意が必要です。

また、万が一肌トラブルが起きた際にすぐに対処できないこともあります。その点、医療機関での施術は、医師が常駐しているため診察からアフターケアまでフォローしてくれます。

公式サイトやSNSなどでビフォー・アフターなどの症例写真を掲載していますので、事前に確認しておくと、より具体的なイメージがしやすく安心です。

ヒロクリニック美容皮膚科・美容外科ならではのきめ細かい工夫

ヒロクリニック美容皮膚科・美容外科で行うフォトRFは、患者様の肌の状態に合わせた十分なショット数で施術を行います。フォトRFの施術は熟練した施術者が行うため、リスクや副作用を最小限に抑えます。

肌への照射は、患者様それぞれの肌にあったあて方や強さがあります。単に強い照射を行えばいいというわけではなく、強すぎる照射はかえって肌に負担をかけてしまうこともあるでしょう。

当院では、毎回医師が患者様の肌の状態に合わせて細かく調整しています。不明点やご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にお問合せください。


【参考文献】

  • 日本形成外科学会 – しみ

記事の監修者

岡 浩子先生

岡 浩子先生

経歴

平成9年: 東邦大学医学部卒業
平成9年: 慶応大学医学部内科学教室入局。 大学病院、総合病院で研鑽をつんだのち、美容皮膚科を習得。
平成20年7月: 開院

所属学会

日本内科学会会員
日本リウマチ内科学会会員
抗加齢美容医療学会会員
点滴療法研究会マスターズ会員

資格

サーマクール認定医
日本内科学会認定医
日本医師会認定産業医

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